第63回 中部実業団対抗駅伝競走大会

2023年11月12日(日)愛知県・田原市(はなとき通り発着 7区間 80.5km)において、第63回中部実業団対抗駅伝競走大会が開催され、トヨタ自動車が3時間53分55秒で優勝しました。


【レースレポート】

1区(12.0km)はルーキーの内田隼太選手。5km通過が15分59秒と、近年では最もスローペースで進みました。8km過ぎにスパートを仕掛けると後続の集団を5秒引き離しましたが、ラスト1km手前で児玉選手(愛知製鋼)に追い付かれ、かわされます。トップと9秒差の2位で襷を繋ぎました。


2区(8.3km)はビダン・カロキ選手。4kmの登坂で並走していた後続のサイモン選手(中央発條)とマル選手(トヨタ紡織)に抜かれて終盤失速。先頭と55秒差の3位で襷を繋ぎました。


3区(12.2km)は田中秀幸選手。前半から積極的な走りで前を追い、風向きが変わる苦しい場面でも粘りの走りを発揮しました。区間賞を獲得し、先頭との差を26秒まで縮めました。


4区(15.5km)はエース太田智樹選手。積極的な走りで先頭のトヨタ紡織を追い上げ、中間点で先頭に追い付きました。他を寄せ付けない圧倒的な走りで区間賞を獲得。中継所では2位のトヨタ紡織との差を36秒まで広げました。


5区(12.2km)は移籍加入の野中優志選手。後続との差を広げるべく、序盤から積極的な走りで区間賞を獲得。2位との差を1分3秒まで広げました。


6区(8.5km)は服部勇馬選手。チームを引っ張るキャプテンが2位との差を1分44秒に広げ、区間賞を獲得する走りで優勝に向けてリードを盤石なものにしました。


7区(11.8km)は大石港与選手。後半強い向かい風の中でも、安定した走りで2位との差を広げ、区間賞を獲得。MGCからわずか1ヶ月と難しい調整となりましたが、実力を発揮し、25回目2連覇のゴールテープを切りました。


また、トヨタ自動車・トヨタ紡織・愛知製鋼合同チーム(オープン参加)にも、トヨタ自動車から3選手が出走し、それぞれチームに貢献する走りをしました。


コリル・フェリックス選手(2区)は、初めての駅伝となりましたが、他のケニア人選手が集う2区を区間3位でまとめ、チームを勢い付けました。


西田壮志選手(4区)は、エースが集う4区を区間6位で走り、次につながるレースができました。


山藤篤司選手(7区)は、襷をもらった時は前のチームと48秒の差がありましたが、14秒差まで縮める走りを発揮し、区間5位でゴールテープを切りました。


【佐藤総監督コメント】

沢山のご声援ありがとうございました。地元の田原市で優勝することができ、ニューイヤー駅伝に向けて弾みをつけることができたと思います。これから1月1日に向け、チーム一丸となって調節していきます。引き続きご声援のほど宜しくお願いします。


【熊本監督コメント】

日頃より、陸上長距離部へのご支援・ご声援ありがとうございます。中部実業団駅伝では25回目の優勝を2連覇で飾ることが出来ました。地元田原市で優勝出来たことを嬉しく思います。ニューイヤー駅伝での目標は8年ぶりとなる優勝です。ライバルも強力ですが、チーム一丸となってチャレンジしていきます。引き続きご声援の程、宜しくお願い致します。


【1区:内田隼太】

この度は沿道での熱い応援、またライブ配信での応援誠にありがとうございました。私自身初めての実業団駅伝ということもありとても緊張しましたが、自信を持ってスタートラインに立つことが出来ました。しかし、想定していたレースプランにはならず難しい展開となりました。特に後半は思うようなレース運びが出来ず悔しい結果となったので、ニューイヤー駅伝では今回の反省を活かして、チームに貢献出来るような走りを見せられるように日々精進して参ります。チームとしては無事に優勝を果たすことが出来たので、この勢いを切らさずに1月1日まで駆け抜けたいと思います。今後ともご声援の程よろしくお願いいたします。


【2区:ビダンカロキ】

いつも応援ありがとうございます。ニューイヤー駅伝で良い結果を残せるようにしっかり練習を頑張ります。また応援よろしくお願いします。


【3区:田中秀幸】


中部実業団駅伝では沢山の応援ありがとうございました。地元田原市で田原工場の従業員の方や市民の方、応援してくださる方々に生の走る姿を見せる事ができたこと、そしてチームの優勝を勝ち取れたこと、とてもうれしい気持ちでいっぱいです。

ニューイヤー駅伝に向けては、まだまだ超えなくてはならない壁がいくつもあります。万全な状態で駅伝当日を迎えられるようチーム一丸となり取り組んでいきますのでこれからも応援よろしくお願いいたします。ありがとうございました。


【4区:太田智樹】

現地また、ライブ配信を通してたくさんの応援ありがとうございました。 皆さんの声援がとても力になりました。 結果として優勝することができましたが1番の目標はニューイヤー駅伝優勝です。今回の結果に満足することなくチームとしても個人としても状態を上げていけるようにこれからの練習、頑張っていきます。 今後とも陸上長距離部への応援、よろしくお願いします。


【5区:野中優志】

多くのご声援をいただきありがとうございました。移籍加入後初の駅伝ということもあり、とても緊張やプレッシャーを感じました。しかし、4区の太田がリードを作ってきてくれたので落ち着いたレース運びができ、区間賞を獲得することができました。

中部実業団駅伝はあくまで通過点でありますので、元日のニューイヤー駅伝に向けてさらに調子を上げてチームの優勝に貢献できるよう頑張ります。

引き続き、ご声援のほどよろしくお願いいたします。


【6区:服部勇馬】

チームの目標である、優勝ができてホッとしています。 個人としては4年ぶりに中部実業団駅伝を走れる喜びを噛み締めて走りました。6区は起伏と風が吹くタフな状況でしたが、沿道からの声援が苦しい場面で私の背中を押してくれた事で、最後まで粘り強く走れました。 ニューイヤー駅伝に向けて自身のコンディションを更に上げて、チームを優勝に導ける走りをします。


【7区:大石港与】

今年もたくさんの応援ありがとうございました。後輩たちの頑張りによるセーフティリードと、力強い応援のおかげで気持ち良く走ることが出来ました。

ここから年明けまでの間、中身の濃い時間を過ごすことになると思います。ここまで長く私を支えてきてくれた方々や、後輩たち、そして何よりここまで頑張ってきた自分自身のためにも、ニューイヤー駅伝で優勝を勝ち取って共に喜び合えたらと思います。引き続き熱い応援をよろしくお願い致します。


トヨタ自動車・トヨタ紡織・愛知製鋼合同チーム

【合同チーム2区:コリル・フェリックス】

初めての駅伝で楽しかったです。ニューイヤー駅伝も頑張ります。応援よろしくお願いします!


【合同チーム4区:西田壮志】

この度は沢山のご声援を頂き、ありがとうございました。今回はトヨタ自動車ではなく、合同チームとして出場しましたが、トヨタ自動車のユニフォームをきて田原市を走れたことを本当に嬉しく思います。レース内容は満足いく結果ではありませんでしたが、大学生ぶりの駅伝を楽しむことができ次に繋がるレースができました。12月には初マラソンが控えています。ニューイヤー駅伝にいい流れをもってこられるようトヨタ自動車という誇りを持って挑んでいきたいと思います。今後とも熱い応援をよろしくお願いいたします。


【合同チーム7区:山藤篤司】

中部実業団駅伝ではたくさんのご声援いただきありがとうございました。合同チームとして出場させていただき区間5位と厳しい走りになってしまいました。今年は天候にも恵まれ沿道の皆様の熱い応援のおかげで最後まで諦めず走りきることができました。これからニューイヤー駅伝に向けてチーム一丸となって盛り上げていきたいと思います。応援ありがとうございました。


大会開催にご尽力頂きました関係者の皆様、本当にありがとうございました。

チーム目標の「ニューイヤー駅伝優勝」に向けてチーム一丸となって取り組んでいきます。

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