2023年6月3日(土)に亀の子隊による、田原市西の浜の清掃活動に参加しました。亀の子隊は平成11年から清掃活動をしているボランティア団体です。
中部実業団陸上競技連盟の取り組みの一環として、トヨタ自動車陸上長距離部からはスタッフ、選手含め16名で参加し、一般の方含め合計で98人での活動となりました。
一人一人が「田原市の海岸をきれいにしたい!」という想いで、約1時間のゴミ拾いに取り組みました。
前日の台風の影響もあり、海岸には木々と一緒にペットボトルや空き缶、ビンが散乱しておりました。中には、飲みかけのものまで。
たくさんのビニール袋のゴミも見られました。産卵しにきたウミガメが主食のクラゲと間違えて食べて、死んでしまうということもあるそうです。ウミガメが安全に暮らせる環境をつくるためにも、ゴミの放棄問題により意識を向けることが大切なのだと実感することができました。
約1時間の活動を通して集まったゴミの総重量は210kg、キャップの数は762個。
ひどくゴミが散らかっていた海岸も、ゴミのない、きれいな海岸にすることができました。活動に参加した選手たちも、自分たちの手によってきれいになった海岸を見て、達成感や爽快感を感じるとともに、環境への意識の変化を語っておりました。
きれいな田原を当たり前に。
環境問題を現地現物で考える良い機会になりました。
以下、本活動に参加された、中部実業団連盟の佐藤敏信強化委員長のコメントです。
『中部実業団陸上競技連盟の取り組みとして、昨年に続き参加させて頂きましたが、海に散乱しているペットボトル等のゴミの量にびっくりしました。
プラスチックゴミ問題はSDGs目標14「海の豊かさを守ろう」と関係しております。
今後もウミガメの産卵にも影響するプラスチックゴミ等のゴミを少しでも回収する取り組みに協力していきたいと認識出来た時間になりました。
参加者の皆様お疲れ様でした。』
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